生瀬勝久主演ドラマ“人工頭毛”の男 4年ぶり復活「突き抜けたことやりたい」

 人工頭脳を開発した天才科学者役の袴田吉彦(左)(C)テレビ朝日・東宝
 4年ぶりに復活した矢部謙三を演じた生瀬勝久(右)と共演した池田鉄洋(C)テレビ朝日・東宝
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 俳優・生瀬勝久(56)主演のテレビ朝日系ドラマ「警部補 矢部謙三」が動画配信ドラマとして4年ぶりに復活することが25日、分かった。女優・仲間由紀恵(37)、阿部寛(52)主演ドラマ「TRICK」から誕生したシリーズ第3弾は「警部補 矢部謙三~人工頭脳VS人工頭毛~」と題し、auの動画配信サービス「ビデオパス」などで今春から複数週にわたり配信。カツラをかぶった“人工頭毛”の矢部が“カミってる”活躍を見せる。

 やたらにカツラを気にしながら、強運と周囲の勘違いを武器に難事件を解決する“カミってる”男-。矢部謙三が帰ってくる。

 2010年、13年に午後11時台から深夜にかけて放送した連ドラは全話平均視聴率10・7%、7・2%を記録した。復活の声が高まる中、au動画配信サービス「ビデオパス」からオファーが届き、「テレ朝動画」と共に動画配信が決まった。

 シリーズ第3弾となる今作は、髪に関連した言葉に過剰に反応する“人工頭毛”を持つ男・矢部が、俳優・袴田吉彦(43)が演じる犯罪捜査専門の人工知能を開発した天才科学者と、殺人鬼の捜査で競い合う。孤立した秘湯を舞台に人工頭脳と“人工頭毛”が壮絶な戦いを繰り広げる。

 4年ぶりの復活に生瀬は「矢部は特に楽しく演じられるキャラクター。4年近く間が空いてのオファーにも、特別な驚きはありませんでした。いつでもやれる自信がありました」と不安はなかった。昨年12月に撮り終え、「傍若無人な矢部らしさを表現できたら。『アイツ大丈夫か?』と周囲をザワつかせるくらい、突き抜けたことをやりたい。進化した矢部をみてもらいたい」と自信たっぷりだ。

 テレビ朝日の高野渉プロデューサー(37)も、「矢部の規格外の暴走を寛容に受け止めて下さる『auビデオパス』での配信。『TRICK』ファン、初めて観る皆様にも楽しんでいただける」と手応えを見せている。

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