１９９２年に「サヨナラ」が大ヒットし、一躍ブレイクした歌手のＧＡＯが２６日深夜にテレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ～スター近況報告～」（木曜深夜０・１２）に出演。性別不詳でデビューした経緯から恋愛事情まで赤裸々に語った。

　１９９０年にバンドコンテストに出場し、優勝。プロデビューが控えていたときに、レコード会社が年齢も性別も不明というボーカリストを探していたという話を耳にし、ＧＡＯが自分はどうか？と提案。９１年にメジャーデビューを果たしたという。翌年にドラマ主題歌となった「サヨナラ」は１２３万枚のミリオンセラーとなり、紅白へも出場している。

　番組ＭＣの次長課長・河本準一が「ＧＡＯさんにお聞きしたいのは、女性が好きですか？男性が好きなんですか？」と直球の質問をすると、「基本的にはストレートですよ、私は」と恋愛対象が男性であると答えたＧＡＯ。さらに「どういう人が好みなんですか？」と河本がたたみかけると「ちっちゃい時は原田芳雄さんとか」と、かなり渋い好みであると告白したが、「実際にそういう人とお付き合いするかっていうとそうではないですよね。同年代だとか少し年下とか」と、年上の落ち着いた男性と交際していたわけではないと話していた。

　結婚願望はあるという話題になったところで、ネプチューンの名倉潤が、その日、番組で共演していたビッグダディこと林下清志氏を指し、「ビッグダディどうですか？」と薦めると、ＧＡＯは戸惑いながら「今日お会いしたので、ちょっとまだ分からない」と断っていた。