フジ社長、スマスマ最終回「素晴らしかった」生じゃなくてもSMAPに敬意

 フジテレビの定例社長会見が27日、都内で行われ、亀山千広社長(60)が昨年12月26日の「SMAP×SMAP」最終回について質問に答えた。生放送ではなく、また各メンバーからの生の声がない内容が話題となったが、「スタッフとあのメンバーが最後まで考え抜いた終わり方。私は素晴らしかったと思います」と敬意を表した。

 生放送は直前まで模索されたものの実現せず。解散について各メンバーが語ることもなかった。最後に代表曲の「世界に一つだけの花」を5人が歌い、これがラストステージとなった。反響の大きさを含め、亀山社長は「あの番組を見た時に、生であろうがなかろうが、20年間の『SMAP×SMAP』の、バラエティーとしての持っている力を改めて感じました。最後まで頑張ったスタッフの労をねぎらいたい」と所感を述べた。

 今後についても「僕自身はSMAPというグループと仕事をしたことがないわけで、個別にドラマなどをやってきた。今後も変わらない。むしろ、それを楽しみに見たい」とソロ活動に期待を寄せた。社長は月曜日のテレビ欄を見て解散と番組終了を実感したといい、「新聞を広げて、スマスマではなく『ちょっとザワつくイメージ 調査 もしかしてズレてる?』になっている。新たな時代が始まるんだなと」としみじみと語った。

 1996年4月15日にスタートした「SMAP×SMAP」は、12月26日の放送で20年9カ月の歴史に幕を下ろした。最終回では、96年5月27日に放送した元メンバー・森且行(42)の脱退報告や稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)の逮捕からの復帰など“タブー”にも触れたが、生出演はなかった。

 「スマスマ」最終回は第3部(午後10・00-同11・18)で23・1%を記録。瞬間最高は、「世界に一つだけの花」を歌い終え、中居がカメラに背を向けて涙した場面で27・4%だった。番組がスタートした96年からの全920回の総平均は18・1%だった。

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