菅野美穂、子連れで女優復帰していた トイレのふりして子供の世話

舞台あいさつした(左から)佐藤二朗、菅野美穂、阿部寛=東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2
舞台あいさつした(左から)佐藤二朗、菅野美穂、阿部寛、天海祐希、富司純子、遊川和彦監督=東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2
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 女優の菅野美穂(39)が28日、都内で行われた映画「恋妻家宮本」の公開初日舞台あいさつに登場し、子育てしながらの仕事復帰について語った。

 菅野は2015年8月に夫で俳優の堺雅人(43)との間に第1子となる男子を出産。NHKの朝ドラ「べっぴんさん」(月~土、前8・00)のヒロイン・すみれ(芳根京子)の母親役を演じるなどしていたが、この映画が映像としての復帰仕事だった。

 撮影は1年ほど前に行われたが、実は現場に子供を連れてきていたことを告白した。「『お手洗いに行ってきまーす』って言って、その場を離れて子供の世話をしたりしてました」と照れながら当時の様子を明かした。

 映画はドラマ「女王の教室」(05年)や「家政婦のミタ」(11年)などで知られる脚本家・遊川和彦氏(61)の初監督作品。結婚27年目の夫婦、宮本陽平(阿部寛)と妻・美代子(天海祐希)に起こった騒動を描いている。

 菅野は陽平の料理教室の仲間で、毒舌の主婦・五十嵐真珠役。脚本家としての遊川氏とはドラマ「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」(01年)、「幸福の王子」(03年)、「曲げられない女」(10年)で仕事をともにしていた。この日は「遊川さんの初めての映画に呼んでいただいてうれしく思い、また、しごかれるのかと思ってました」と毒舌を交えて遊川監督を祝福した。

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