野球好きタレント・代走みつくに、バイト先での大役に「感無量」
野球大好きタレントで、現在も甲子園球場内にある甲子園歴史館でアルバイトをしている代走みつくに(42)が28日、所属する松竹芸能と甲子園歴史館のコラボ企画で、同じく野球好きのタレント上田まりえ(30)、かみじょうたけし(39)と共に同館の広報部員に就任。“バイト先”での大役に「うれしいです。感無量です」と感激の面持ちだった。
甲子園でビールの売り子として15年働いていたという筋金入りの甲子園通。「売り子が女の子に変わった時期があって辞めたんですけど、紹介してもらって歴史館で働くようになった」という。
広報就任式では「申し遅れましたが、私、甲子園歴史館でアルバイトをしています」とあいさつ。会場には歴史館のスタッフが応援に駆けつけ、ネタを披露するみつくにに温かい拍手を送るなどアットホームな雰囲気に包まれた。
「広報部」のタスキをかけて“職場”の歴史館内をまわりながら、来館者に名刺を配布する、その足取りは軽く、200人の観客を前にしての「高校野球大好きタレント熱血トークライブ」では「ビールいかがですか~、ビール」と、15年の売り子経験で培った“技”も披露し、観客を喜ばせた。
スタッフの1人はみつくにの仕事について「(歴史館の)見学ツアーをやってますが、清掃の仕事もやってくれています」と地道な働きぶりを明かし、関係者も「これまで、なかなか仕事に結びつかなかったんですけど」とホッとした表情。「感無量」だったのは、本人だけではなかったようだ。