松坂桃李は「穴あくまで靴履く」…菅田将暉が証言

 俳優の松坂桃李(28)と菅田将暉(23)が29日、ダブル主演映画「キセキ-あの日のソビト-」の舞台あいさつを大阪市内の映画館で行った。リーゼントの菅田は、短ランを彷彿させる丈の短いジャケットとダボダボのパンツ姿で登場し、いきなりヤンキー座り。そんな菅田の姿を見た松坂は「グレた子が1人いますけれども。本日は劇場版『湘南爆走族』の舞台あいさつに…」とボケると、会場は爆笑に包まれた。

 同作は「GReeeeN」のヒット曲「キセキ」の誕生エピソードが題材。弟の才能に夢を託す兄ジンを松坂が、歯科医師を目指しながら音楽に魅了されていく弟ヒデを菅田が演じた。お互いの印象を問われると、菅田は松坂に対し「物持ちがすごくいい。靴とか穴が空くまで履いているんですよ」と、意外な一面を明かした。だがその話の最中に自らの靴紐を直すと、松坂は「昨日も(舞台あいさつ中に)直してたよ!なんですぐ紐がほどけるの?」と苦笑い。映画同様の仲のよさを見せ、会場をわかせた。

 また会場には応援隊“鳥”として、キセキの鶏として有名な天王寺動物園のマサヒロ君も登場。マサヒロ君は生き餌として買われたが、3度も命の危機を乗り越えた鶏で、触ると幸せになれると言われている。その抜けた羽根をプレゼントされた松坂と菅田は「ちょうど羽根が欲しかった」と笑顔を見せていた。

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