和田アキ子 がんで子宮全摘出…自殺考え、実母に代理出産頼んだ過去
歌手・和田アキ子(66)が29日に放送された読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」に出演。再婚1カ月後の31歳の時に子宮がんで子宮を全摘出したこと、がんと宣告され、自殺を考えたことなどを告白した。
和田は1976年に当時のマネジャーと結婚するも9カ月で離婚。81年、31歳の時に現在の夫・飯塚浩司さんと再婚したが、再婚1カ月後に子宮がんと宣告された。「(子宮を)全摘出しないとダメ」「子供は一生産むことができない」と医師から告げられ、「本当に気が狂うぐらい泣いた」という。
「私こう見えて、子供すごい好きで、いっぱい産みたかった」という和田。当時は「がん=死ぬ、ってイメージがあって…」と振り返り、子供を産むことができないという宣告に、夫に「死にたい」と告げたという。
当時の病室は4階。その部屋から「何回、飛び降りようと思ったか」と何度も自殺を考えたことも告白。実母に「おかん、浩司(夫)の精子で、山の中で子供産んで」と代理出産を頼むほど追い詰められたことを明かした。
夫には「別れてくれていい」と告げたが、「オレは和田アキ子の歌が好きだ」と言われ、生きる望みが沸いてきたという。
今年10月にはデビュー50周年に突入する。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に落選したが、「悔しい。この悔しさはあそこの局(NHK)だけに向けるわけではなく、今年の50周年のバネにして、(NHKに)『あ~、失敗した、逃げた魚は大きかったな』と思ってくれたら」と奮発材料にすることを誓った。