歌手のＡＳＫＡが２９日、ブログを更新し、２月半ばに地方局でテレビ出演することを発表した。

　ブログによると、ＡＳＫＡのもとには出演依頼が数多く来ているといい、「もちろんそれが楽曲への興味ではないことを知っています。独占インタビューをしたいのでしょう」と、制作したアルバムに焦点を当てたものではなく、インタビュー目当てであることを指摘。

　それに対し「僕は、歌手です。出演するからには歌うことが基本です」「歌無しのテレビ出演はありません」と断言。数多くのオファーが届いたが「交渉は、それを理解してくれた番組だけとなりました」と、歌を届けることを最優先させる番組のみと話し合ったことを明かした。

　更にＡＳＫＡは「フルサイズ」で歌うことも要求。そして「たくさんの番組の中から、ひとつの番組を選ばさせて頂きました」と、テレビ出演を決意したことを明かした。

　「この時期に、僕が全国区で、楽曲を発表することには世間の厳しい声があるでしょう」と、置かれた立場も理解した上でのテレビ出演となるが「すべてを受け入れてくれ、また理解して下さった番組に出演させてもらうことになりました」と報告した。

　ブログの最後に「２月半ばの出演です。フルサイズで『ＦＵＫＵＯＫＡ』をやらせていただきます。地方局での出演ですが、僕の一歩には相応しいのだと思っています」と、出演時期を告知していた。

　ＡＳＫＡは２月２２日に新アルバム「Ｔｏｏ　ｍａｎｙ　ｐｅｏｐｌｅ」を発売することをブログで明かしており、その時期に合わせての出演となりそうだ。