竹内力 銀行員時代の思い出を披露 リーゼントで今の東京三菱UFJの窓口に
俳優の竹内力(53)が30日、都内で行われた映画「王様のためのホログラム」(2月10日公開)のPRイベントに登場し、俳優デビューする前に勤めていた銀行についての思い出を語った。
デビュー当時も銀行員時代のことを語っていたが「いろいろ問題があって」話せなくなっていたという。イベントに同席していたふなっしーは現在の竹内と銀行というギャップに、思わず「闇金なっしーな!」と絶叫。竹内が「今の東京三菱UFJだよ」と行名を明かすと、「えー」とさらに驚いた。
竹内は高校時代の先生の口利きで入行したが、リーゼントヘアのまま窓口で働いていたという。「リーゼントはしばらくしたら(文句を)言われなくなりましたね。“いらっしゃいませ”も“へい、らっしゃいませ”って言ってました」とやんちゃなまま勤めていたことを明かした。
この日はリーゼントのまま窓口で働いている写真も公開。お札を扇状にして数えるテクニックも披露し「これが役に立ったのが『ミナミの帝王』ですよ」とどや顔だった。
映画は自動車メーカーの取締役だった男(トム・ハンクス)が解任されてIT企業に転職し、サウジアラビアで四苦八苦しながら商談をするというストーリー。人生について考えさせられる作品とあって「この年になると人生の終焉(しゅうえん)を考えますよね。痛切に感じるのはやはり健康第一っていうことです」と強調していた。