仲間由紀恵主演ドラマ、アガサ・クリスティ名作ミステリーを日本初映像化
「ミステリーの女王」として知られる英作家、アガサ・クリスティの不朽の名作「そして誰もいなくなった」が、テレビ朝日系の特別ドラマとして日本初映像化され、女優・仲間由紀恵(37)が主演を務めることが30日、分かった。今春、二夜連続での放送を予定。全世界で累計1億部以上の売り上げを記録した長編推理小説で、密室殺人系ミステリーを代表する作品だ。
孤島のホテルの招待客10人が次々と殺されて、最終的には10遺体が発見される、というストーリー。江戸川乱歩賞作家の長坂秀佳氏(75)が脚本を手掛け、出演陣には向井理(34)、柳葉敏郎(56)、大地真央(60)、橋爪功(75)、津川雅彦(77)ら豪華な顔ぶれがそろった。昨年5月に胆のうがんと報じられた、渡瀬恒彦(72)も名を連ねる。
昨年11月にクランクインした仲間は「台本、そしてもちろん原作も、読めば読むほど怖いお話。登場人物みんなが抱えている問題があり、実はそれが“人間の一番怖いところ”だった、ということが分かっていくラストまで、とても緊張感のある作品」と解説。「みなさんも存分に怖がって、楽しみながらご覧ください」と呼びかけた。