俳優・草刈正雄（６４）の次女で女優の草刈麻有（２３）が３１日、都内のライブハウスで行われた舞台「横浜グラフィティ　アゲイン」（２月２８日初日、東京・俳優座劇場）の製作発表に登場し、父を“泣かせた”エピソードを披露した。

　舞台は１９６８年の横浜を舞台に描く青春物語。昨年７月の初上演で好評を博し、約半年後の再演となった。原案はタレントのキャシー中島（６４）で、脚本・演出を中島の次女・勝野雅奈恵（３５）が担当。夫の勝野洋（６７）がバーのマスター、長男の勝野洋輔（３３）衣装担当という“勝野ファミリー”のパワーを結集した舞台だ。

　草刈は中島がモデルとなっているナンシーを演じるが、勝野ファミリーには「これほど仲良しであったかいファミリーは見たことがない。私のことも家族のように扱ってくれるし、甘えていいのか分からないけど、妹みたいな感覚で慕わせていただいてます」と明かした。

　さらに草刈は「私の将来の夢は雅奈恵さんを見ていて、お父さんの映画を作れたらなと思っています。雅奈恵さんを見ていて“いいな”と思って父に話したら涙を流していました。泣いてました」と父を泣かせたエピソードを披露した。父からは舞台に向けて「頑張って自分らしく」とアドバイスされているそうだ。