小日向文世「本当に残念」 ナレーション「ぶらり途中下車の旅」受け継ぐ
俳優の藤村俊二さんが、1月25日に心筋梗塞による心不全のため、静岡県内の病院で亡くなっていたことが1日、分かった。82歳だった。この日、密葬が営まれ、夜に藤村さんの所属事務所代表で長男の亜実さんが都内で会見した。藤村さんは2015年12月に、体調不良のためナレーションを務めていた日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」を降板し、その後は芸能界を引退状態だった。
昨年、藤村さんから日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」のナレーションを引き継いだ俳優・小日向文世(63)は訃報を受けてコメントを発表。「1度お会いして『ぶらり途中下車の旅』のお話を聞かせていただけたらと思っていたのに、本当に残念です」と悼んだ。また、今後について「藤村さんがつくった世界観に少しでも近付くように、これからも精進していきたいと思います」と誓った。
小日向はこの日、大阪市内で行われた主演映画「サバイバルファミリー」(11日公開)の試写会で舞台挨拶を行った。