海老蔵 子供達の目の前での濡れ場にぼやき
歌舞伎俳優の市川海老蔵が3日、東京・EXシアター六本木で、同所での主演舞台「六本木歌舞伎第二弾 座頭市」(4日~20日)の公開舞台稽古を行った。麗禾ちゃん、勸玄くんが見守る前で、寺島しのぶとの“濡れ場”も演じたが、「子どもが見てる」、「ゲスの極み」といった時事ネタを織り込んだアドリブを披露した。
初日前のため詳細には記せないが、「豊洲」、「築地の大なまず」といった豊洲新市場問題を意識させるセリフもあった。
“濡れ場”については脚本のリリー・フランキーは2人に対して「僕が書いたことにしないでくれ」と要請していたため、2人のアドリブでやり取りが作り上げられた。ちなみに、「豊洲」は海老蔵が、「築地の大なまず」はリリーの脚本にあった。
海老蔵は「台本を読むとああいう風にしてほしいって書いてあるんですよ。そういうことを言っているんですよ。リリーさんは『言葉自体は私が書いたことってならないようにして』って言ってますけど、やはりそれを望んでいると思う。確信犯ですよ」とぼやいていた。