TOKIO松岡 2人芝居に初挑戦…故・蜷川幸雄さんが信頼の女優・土井ケイトと
TOKIOの松岡昌宏(40)が4年ぶりに出演する舞台「ダニーと紺碧の海」(5月13~21日=東京・紀伊國屋ホール、5月27~28日=兵庫県立芸術文化センター)で、2人芝居に初挑戦することが3日、分かった。故・蜷川幸雄さんからの信頼が厚かった女優・土井ケイト(28)との初共演で傑作会話劇に挑む。
1983年に米劇作家ジョン・パトリック・シャンリィが手がけた同名戯曲を、蜷川さんの演出助手として鍛え上げられた藤田俊太郎氏が演出する。物語はニューヨークを舞台に、心の痛みを暴力によって吐き出す孤独な男ダニー(松岡)と、自分は幸せになれないと心を閉ざすロバータ(土井)が引かれあう姿が描かれる。
松岡の舞台出演は、13年上演「ロスト・イン・ヨンカーズ」以来4年ぶりとなる。昨年10月期放送のテレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」では女装に挑んだ松岡は今作に向け、「役者の幅を広げるキッカケにしたい」と気合。藤田氏との初タッグには、「大変楽しみ。刺激を頂きながらも、自分らしく楽しんでやっていきたい」と意気込んだ。
米国生まれの土井は、19歳で蜷川さんが主宰する「さいたまネクスト・シアター」旗揚げメンバーのオーディションを、約30倍の競争率の中、勝ち抜いた逸材。土井相手にプロポーズする場面もある松岡が、初の2人芝居で演技の幅を広げる。