吉岡里帆、時代劇の衰退を心配 「家族も出て欲しいと…」
女優の吉岡里帆(24)が4日、都内で行われた「京あるきin東京2017~恋する東京ウィークス~」のオープニングセレモニーで、同イベントの広報大使に任命された。
吉岡は淡いグリーン地に桜を配したあでやかな着物姿で登場し、門川京都市長から任命状を渡されると「おおきに!」京都弁でお礼を述べた。さらに「着物を着る機会は普段あんまりないです。成人式以来ですかね」と明かした。
京都市出身の吉岡は2015年後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で丸メガネがトレードマークの田村宜を演じ、脚光を浴びた。京都を「素晴らしい故郷。誇りに思う」という吉岡が、心配しているのは時代劇の衰退。「時代劇を家族で見てました。大好きなんです。どうしても家族から出て欲しいというリクエストもあるんです。復興して欲しい。私にとって時代劇は日本の伝統文化なんです」と訴えた。
バレンタインデーが近づいているが、吉岡は「今はドラマの撮影をしてるんですけど、何もしないで、影武者のように知らんぷりしてようかなと思ってます」と話していた。