カンニング竹山、ぶち切れ芸誕生秘話明かす 「どうせ辞めるなら」
お笑い芸人、カンニング竹山が5日のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、キレ芸誕生の秘話を明かした。
キレ芸は28歳の時に生まれたといい、竹山は「運気っていう見えない力っていうのがあるんだなと。28歳になるときに、すべてのことが襲ってきた」と当時を振り返った。
私生活では当時、金融会社からの借金が450万円にもふくれ上がり、当時交際していた現在の妻の職場に行って金を無心する生活を送っていたという。
「とうとうかみさんもキレて。距離を置きたいと。私があなたをダメにしている」と別れを切り出されたという。
仕事でも、現在も所属する事務所「サンミュージック」を退社する危機にあった。当時はタレントと社長やマネジャーが面接を行い、マネジメントを希望するマネジャーがいなければ、退社しなくてはならないルールが存在していたという。
亡くなった中島忠幸さんとコンビを組み、カンニングとして活動していた竹山だが、カンニングを担当したいというマネジャーは現れず、お笑いコンビ、ブッチャーブラザーズのリッキーが預かる形で退社は免れた。
そして、「どうせ辞めるならぶち切れてやれと。それでリッキーさんがこれだと。それがぶち切れ芸の始まりだった」と自身の“出世芸”誕生を明かしていた。