暴走族2000人を束ねた宇梶剛士 日本刀で脅された過去を告白
俳優の宇梶剛士が4日放送のBS朝日「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」に出演し、暴走族の総長を務めていた17歳の時、ヤクザから日本刀で脅されたエピソードを明かした。
2000人以上のメンバーで構成されていた暴走族を束ねていた宇梶は、トラブルの話し合いをするために公園へと出掛けると、相手は何百人ものメンバーをそろえて待ち構えていたという。
「はめられた」と宇梶。さらには「デカい外車が来て7、8人降りてきたら、上半身に入れ墨が入った裸の男が真剣を抜いた」と振り返ったが、そこからは「こりゃダメだ。きょうで終わりだから、ここは見せるかと。解散しろとか、言われ、『ふざけるな』。『ぶっ殺すぞ』と。『おう、殺してみろ』と。血の気が引くというより妙に落ち着いていた」と仰天告白した。
現在の役者生活には宇梶は、「芝居はいいですよね。吠えながら突進していっても実際は誰も傷つかないし。不良はやればやるほど、人も傷つくし、自分も傷つく。役者はいい仕事だと思います」と笑った。