維新・松井代表、上西議員の「製造責任」認めるも「炎上商法、放っておく」
日本維新の会の松井一郎代表(53)=大阪府知事=は6日、維新批判を展開している元所属議員の上西小百合衆院議員(33)に関して「炎上商法なんで、相手にしません」「次の選挙でバッジを外してもらう」と述べた。大阪府庁で記者団の質問に答えた。
上西氏は、5日に同党が元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)を次期衆院選候補としての擁立を決めたタイミングで、速攻でツイッターで長谷川氏批判を開始し、6日に自身が開くイベント会見で「長谷川氏と維新のイカサマ」を暴露する旨を告知した。
この動きに、松井氏は「それは一切、答えません。もう要は炎上商法だけなんで。放っといたらいいと思います」と不快感を示した。
ただ上西氏は維新政治塾出身で、維新候補として出馬した12年と前回14年の衆院選ともに比例復活で当選。当時も幹事長として選挙を統括した松井氏は、記者団から「製造責任がある」と指摘されると「それは持ってますんで、次の選挙で彼女は審判をくだされ、バッジを外してもらうことになるでしょう」と断じた。
上西氏がツイッターなどで各方面にかみついていることを念頭に、松井氏は「とにかく、相手にすれば損なんでね。橋下前代表とか、とにかくあらゆる人にカラんでいって、自分の知名度をあげようということなんで、僕は一切彼女に対してのコメントはしません」と述べた。
自身のイベント囲みで「インチキ」告発を予告していることには「もう完全に色モンですね。相手にしません」とした。