上西小百合氏 日本維新の会は「私が怖い」 あの人たちはスネに傷のある人ばかり
衆院議員の上西小百合氏(33)が6日、都内で行われた、映画「ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ」の公開トークイベントに出演。同日、上西氏がかつて所属した「日本維新の会」から次期衆院選に出馬することを表明したフリーアナウンサーの長谷川豊(41)と、同党の代表で大阪府知事の松井一郎氏(53)を痛烈に批判した。
長谷川氏がこの日の会見で、ブログ記事が炎上してキャスターなどをひき、収入が0と明かしたことに触れ、「収入が0だということですが、生活のために国会議員になるというのは初めて見ました」と非難。当選の可能性については「落選すると思います。ご本人も当選すると本当に思っていらっしゃるのかと」と一笑に付した。
松井府知事はこの日、大阪府庁で記者団の取材に応じ、上西氏に対して「炎上商法なんで、相手にしません」「次の選挙でバッジを外してもらう」「もう完全に“色モン”ですね」と手厳しく非難した。これを受けた上西氏は「あの人たちはスネに傷のある人ばかりなので、私に何か言われるのが怖くて放っておくというのはわかるんですけど」と苦笑い。「はっきり言って、日本維新の会だとか、松井さん自身が、炎上して有名になりたいと思っている。でも知名度もないし華もないから炎上することもできない」とこき下ろした。
さらに舌鋒(ぜっぽう)は、松井府知事個人にも向けられた。松井府知事が過去に不適切な発言を繰り返したとしつつ、「炎上を狙っていたとしても許しちゃいけない。狙っているんじゃないんだったら、政治家として0点だと思う。松井さんにはたくさんの辞職を求める要望や活動が起こっていると思いますが、そういうこともしっかりと考えて、どういうことをされてきたのか、政治家として本当に正しいのか、お考えになった方がいいと思います」と公職からの辞職を求めた。
さらに「私は日本維新の会から生み出された議員ですけど、無所属になってすべて自分で勉強してやってます。勉強したことで、日本維新の会にいたことを恥じてます」と、古巣を徹底的に糾弾した。