高樹沙耶被告「法律を守る約束果たしたい」 那覇地裁で第2回公判

 沖縄・石垣島(石垣市)の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)の第2回公判が6日、那覇地裁で開かれた。高樹被告は被告人質問で、今後大麻を使用しないかと問われ「約束します」と述べた。「私は人より有名で(逮捕による)社会の騒動をよろしくないと思った。法律を守る約束を果たしたい」とも話した。

 これまで、親知らずを抜いた後遺症の痛み緩和のため月に4~5回、大麻を使ったと供述。大麻は共犯とされる会社役員森山繁成被告(58)の所有物で、自らは「所持していない」と否認している。

 高樹被告はこの日、同居していた森山被告が大麻を持ち込んだことを「個人の選択の自由と思った」とし「(森山被告が)死の宣告を受け、医療用大麻を自分の体で体験したいと言った。体調を取り戻しており、良かったと思う」と供述した。3月16日の次回公判で結審の見通し。起訴状によると、高樹被告は森山被告らと共謀。昨年10月25日、石垣市の自宅で大麻約55グラムを所持したとしている。

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