新垣結衣 「逃げ恥」恋ダンスの次は元天才卓球少女役-瑛太とW主演
女優の新垣結衣(28)が、卓球を題材にした映画「ミックス。」(17年秋公開)に俳優・瑛太(34)とW主演することが、9日、分かった。恋と仕事に敗れた元天才卓球少女(新垣)と挫折した元プロボクサー(瑛太)のロマンチックコメディー。恋ダンスが話題になるなど社会現象となったTBS系主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でスマッシュヒットを放った新垣が、卓球台で本気のスマッシュを打つ。
新垣は「ミックス。」で、元天才卓球少女にして恋に破れて仕事を辞めてしまったアラサーの元OLを演じる。元ボクサー(瑛太)とミックスダブルスを組み、自分を捨てた元彼を倒そうと奮闘する異色のストーリーだ。
卓球は未経験だが既に特訓を始め「体になじむように繰り返し繰り返し練習するしかない」と意気込んでいる。新垣のキャラクターは福原愛(28)をベースにさまざまな選手が“ミックス”されたもので、「サー」のかけ声はないという。瑛太とは初共演だが、初めての練習で「行ける気がする!」と叫んで盛り上げる姿に「作品に対する熱意がすごくある」と信頼を感じた。
瑛太はサウスポー役とあって他の俳優以上に特訓中。1月には卓球の天皇杯・皇后杯を観戦するなどしてモチベーションを上げている。新垣との恋愛シーンもしっかりと描かれる予定で「壁ドンどころじゃないんですよ。もうドンッていう感じ。ちょっと勇気を出して撮影に臨みたい」と、ドキドキしている心境を明かした。
監督は石川淳一氏、脚本は古沢良太氏という新垣出演のヒットドラマ「リーガル・ハイ」コンビが担当。古沢氏は13年の世界卓球を見ながら「男女混合ダブルスを見たとき、創作の神様から『コレでしょう?』と言われた気がして」本作の設定を思いついたという。
他に元彼ペアを瀬戸康史(28)と永野芽郁(17)、同じ卓球クラブに所属するペアを広末涼子(36)と佐野勇斗(18)、熟年夫婦ペアを遠藤憲一(55)と田中美佐子(57)が演じる。