清水良太郎と遠藤要 闇カジノ出入り 賭博行為は否定も
ものまねタレントの清水アキラ(62)の三男で俳優、ものまねタレントの清水良太郎(28)と俳優・遠藤要(33)が9日、違法賭博場に出入りしていたことを認め、それぞれの所属事務所が報道各社に謝罪と釈明のファクスを送付した。2人は違法な賭博行為を否定し、今後の芸能活動について清水側は「検討中」と態度を保留。遠藤は無期限の謹慎処分が発表された。
昨年、バドミントン界を揺るがした違法賭博が芸能界にも疑惑として浮上した。
双方の書面を総合すると、10日発売の週刊誌で、闇カジノで違法賭博に興じていた疑惑が報じられるのを受けての措置。
それによると、本人たちに事実確認したところ、最初に入店した際は店のスタッフに違法賭博ではないことを確認して金銭を賭けず遊んだが、2回目に入店した際に金銭を賭けることを誘われ、違法賭博を行う店であることに気付いて退店したという。
清水の所属事務所は「このような行動を起こしてしまい関係各位様に、多大なご迷惑をおかけしました事を、真摯に受け止め親子共々今後このような事が二度と起こることのないように、反省し話し合いも重ねていきたい」「これから信頼を取り戻すべく、日々努力していく所存」としている。
13日の広島、14日の東京で行うディナーショーを始め、3月もショーやミュージカルを控える清水の今後の活動は「検討中」とし、態度を保留した。
81年にルーレット賭博疑惑で仕事に穴を空けたアキラも、この件を「重く受け止めている」という。この日、都内の清水の事務所前には報道陣が集まったが、事務所は父子2人が「都内にいない」とし、会見も「検討中」とするのみだった。
遠藤の所属事務所は「社会的な責任を重く受け止め、弊社としましては遠藤要を当面の間、謹慎処分にし、充分な反省を促したい」と、無期限の謹慎処分を発表。遠藤は25日放送のテレビ朝日系「土曜ワイド劇場 温泉若おかみの殺人推理30」を控え、「保険見直し本舗」など2社のCMにも出演中。今後の放送について、各所はこの日、「検討中」とするにとどめた。
清水は1月27日のブログで「最近、遠藤要さんと仲良くさせて頂いていて」と交友を明かし、鳥料理を食べたことをつづっていた。2人が今後、仕事を降板することなどがあれば、違約金発生も懸念される。疑惑の代償は決して小さくない。