愛之助 紀香に歌は聴かせてない 本格ミュージカル初挑戦

 歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が10日、都内で行われた舞台「コメディ・トゥナイト!」(3月4~28日、東京・新橋演舞場、4月2~25日、大阪・松竹座)の公開稽古に登場した。舞台は1963年に、演劇界最高峰とされる米トニー賞を受賞した名作コメディー・ミュージカル。愛之助は本格ミュージカル初挑戦となる。

 ミュージカルでは「キャバレー」や「南太平洋」に出演した妻で女優の藤原紀香(45)が先輩となるが「(紀香は)まだ見てないです。まずはせりふですから」と歌のチェックを受けていないことを告白した。1月の製作発表会見では「(練習相手を)やってくれるんじゃないですかね」と語っていたが、まだ、家庭で歌うことに照れがある様子。「歌は車の中で歌うんですよ」と“陰練”を重ねていることを明かした。

 愛之助は16年2月に徳島・大塚国際美術館システィーナ・ホールで上演されたシスティーナ歌舞伎「美女と野獣」で歌声を披露した経験はある。ただ、ミュージカル風の歌唱はこの日が初披露。報道陣の前で歌った後は「震えたねぇ」とホッとした笑顔を見せていた。

 舞台はオリジナル版では古代ローマだった舞台設定を江戸時代に置き換えている。置き屋の新入娘・お美津(平野綾)に一目ぼれした薬問屋の息子・比呂(内博貴)の思いを成就させ、自由を勝ち取りたい丁稚・丁吉(愛之助)が奮闘する姿が描かれる。

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