月亭方正、松本人志の凄さ明かす「神がかってた」「東京をダウンタウン一色に」
落語家の月亭方正が11日放送のカンテレ「モモコのOH!ソレ!みーよ!」にゲスト出演し、ダウンタウン・松本人志の凄さについて語った。
30年前に他の大阪の芸人に先駆けて東京進出した方正は、ひとつひとつ地道に仕事を増やしていったが、その後にやって来たダウンタウンがあっという間に東京を席巻したという。そのときを振り返り、「ダウンタウンさんがシャベルカーみたいブワーって耕して、ウッチャンナンチャン一色だった東京がダウンタウン一色になる瞬間を見た」と振り返った。
当時の松本については、「30歳前後の5年ぐらいは、本当の神がかっていた」と証言。「ガキの使いやあらへんで!!」でも、30分のオンエアにもかかわらず、毎週2時間から2時間半にわたってフリートークをしていたといい、「みんな『宇宙人や。人間じゃない』って言ってた。ずーと、おもしろかった。あの人は天才やったけど、何がすごいって努力の天才」と明かした。
また、年末恒例となっている特番「笑ってはいけない」シリーズが始まったきっかけについても触れ、企画会議で松本の「笑ったら罰を食らうみたいなのやろうか」という“鶴の一声”で誕生したという。この企画を聞いた方正は当初、どうやって笑わせようかと考えていたが、自分たちが笑わせられる立場になると聞いて、「『どうなるんやろ』と半信半疑で臨んだんやけど、やってみたら、おもろかった。誰も考えた事のないようなアイデア」と、その天才的な発想力に舌を巻いたという。
ダウンタウンと同じNSC1期生のハイヒール・モモコも、その当時を振り返り、「『(同期は)みんな1番や』って思ってたけど、ダウンタウンを見た瞬間に、“絶対に1番は無理だな”と全員が思った。みんなが思いつかないネタで、紳助竜介さんも『きょう解散するわ』って言っていた」と衝撃ぶりを明かしていた。