清水富美加 芸能界引退、出家へ 「幸福の科学のために働いていきたい」

 NHK連続テレビ小説「まれ」などに出演した女優の清水富美加(22)が、芸能界を引退する決意を固めたことが11日、わかった。関係者によると、清水は幼少時から宗教団体「幸福の科学」に入信しており、1月下旬に所属事務所に「幸福の科学のために働いていきたい」と、出家の意向を示したという。2月4日以降、レギュラー番組などは体調不良を理由に出演していない。すでに撮影が終了した今後公開予定の出演映画が3本あり、人気女優による突然の宣言に、世間は騒然となりそうだ。

 新進気鋭の若手女優が、思わぬ形で芸能界を去ることになる。清水はこの日、自身の公式ツイッターで「来週、ある『宣言』をします」と記した。また、新たに立ち上げた個人アカウントから「色々ありましたし、色々あります。100%本人で自由に、ね。つぶやきたいと思いますのでよろしくお願いしまする。」とつづった。

 関係者によると、清水は家族の影響で幼少時から熱心な「幸福の科学」の信者。今年1月、同教団の大川隆法総裁(60)が清水の「守護霊」と対談を行い、その模様を2月3日発売の著書「女優 清水富美加の可能性」に記したことから、大川氏からの「イニシエーション」を受けたこととなり、教団への帰依の気持ちが高まったとみられる。

 今年1月、ネット上で清水と同教団の関係がうわさされたことで、所属事務所関係者が本人に確認し、信者であることを伝えられた。その後、仕事は通常通りこなしていたが、同月下旬に清水が事務所に対して話し合いを求めて「仕事を辞めて幸福の科学に出家します。幸福の科学のために働いていきたい」と、出家および引退の意向を伝え、現在の仕事との両立は不可能だという旨の発言を行ったという。

 その後、今月4日にレギュラーを務める関西テレビのバラエティー番組「にじいろジーン」(土曜・前8・30)の出演を最後に、すべての仕事を“ドタキャン”。4月1日公開予定の主演映画「暗黒女子」のプロモーション取材や、現在撮影中の映画の撮影現場にも現れなかった。

 清水の契約はまだ残っており、所属事務所側は撮影中の映画を含め、決定している仕事は行うように求めているが、清水側は一切拒否の姿勢を強めているという。

 清水は現在、「暗黒女子」と4月29日公開予定の「笑う招き猫」7月29日公開予定の「東京喰種 トーキョーグール」と3本の出演映画の撮影を終えており、撮影中の映画も1本ある状態。テレビのレギュラーは2本、CMも2本契約しているが、それぞれの公開にも影響を与えかねない状況だ。

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