早見優 「申し訳ございません」涙目謝罪 撮影自分から持ちかけた…鉄道営業法違反
鉄道営業法違反の疑いで10日に京都府警に書類送検された歌手の早見優(50)が12日、都内で会見を開き、「この度は私の軽率な行動により、ご迷惑おかけしたことを深く反省しております。申し訳ございませんでした」と涙目で謝罪した。線路内に侵入して写真を撮った経緯について、早見自身から持ちかけた可能性を自ら触れた。
歌手でタレント・松本伊代(51)の謝罪から一夜明けたこの日、早見は報道陣を前に白のハンカチを手に持ち登場。書類送検の経緯などを説明した。
写真を撮ったことについて早見は「私の方から『撮らない?』と誘ったかもしれない。きれいな景色だなと思って、記念撮影したいと思って」と自身から持ちかけた可能性を触れた。立ち入り禁止の看板には「気づかなかった。今考えると危ない。後ろに2歩下がり線路に入ってしまった。入ってはいけないことはわかっていた」と釈明した。
松本とは話し合いを重ねているそうで、騒動を起こしたことに「お互い『大変なことしてしまったね』と反省しています。『考えて行動すればよかったね』と。私も伊代ちゃんに『ごめんなさい』と連絡しました。悪いことをしたと思っています」と話した。
松本は騒動の発端となったブログを休止する意向を明かしたが、早見は「可能ならば続けさせていただきたい」と継続の意向を示した。今後の芸能活動も「できれば、仕事を続けさせていただきたい。気を引き締めて一層、務めていきたい」と神妙な面持ちで語っていた。
この問題は、松本が1月14日付ブログに「京都 竹林の道の途中 踏切で 優ちゃんとパシャリ」と早見と撮った写真を掲載。2人は線路内に侵入し、上下2車線の線路間の敷石上に立って手を挙げるポーズをとっていた。松本は続けて、「その瞬間 踏切が鳴り 慌てて逃げる2人」として2枚目の写真を掲載した。
ネット上で批判が集中し、伊代が当該ブログを削除。1月15日に2人がそれぞれブログで謝罪する事態となっていた。京都府警は1月下旬、2人を任意で事情聴取。2月10日、鉄道営業法違反の疑いで書類送検した。
伊代は同月11日に愛知・名古屋ブルーノートでライブを行い、「反省しています」と涙をこぼして謝罪していた。