出家の清水富美加 「千眼美子」の法名で活動へ 「幸福の科学」が会見

「千眼美子」の法名で活動することになる清水富美加 
清水富美加の出家について会見する幸福の科学グループ専務理事・広報担当の里村英一氏(右)と代理人弁護士の佐藤悠人氏=東京都品川区の幸福の科学総合本部 
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 女優の清水富美加(22)が、宗教団体「幸福の科学」に出家したことが12日、わかった。「幸福の科学」は同日、グループ専務理事・広報担当の里村英一氏(56)と、清水の代理人である佐藤悠人弁護士(58)都内の教団本部で会見し、清水が今後、宗教家として「千眼美子(せんげん・よしこ)」の法名で活動することを発表。所属事務所・レプロエンタテインメントの契約体系を批判した。レプロエンタテインメントも同日、都内で会見し、幸福の科学側の主張に真っ向から反論した。

 成長株として注目の女優だった清水が、次なるステージに向かう。里村氏は、出家には大川隆法総裁(60)の認可が必要であるとし、清水の今後の生き方を「世俗と縁を絶って魂を救済する、24時間それに専属するようになる。今後は宗教家・清水富美加になる」と解説。大川総裁から、千手千眼観音菩薩に由来する「千眼美子(せんげん・よしこ)」という法名が与えられたと報告。清水が11日に立ち上げたツイッターのアカウント「@sengen777」は、「千眼」が由来であると判明した。

 同教団の説明によると、清水はデビュー直後の7、8年前から、周囲に「死にたい」などと不満を漏らしていたという。現在は精神的ダメージに体調不良で自宅療養中。ドクターストップ中で、佐藤弁護士は「仕事ができる状況ではない。少なくとも半年は就業しないようにと診断をいただいている」とした。

 里村氏は、宗教家としての活動も半年間の休養後の開始を示唆。その上で、出家者として研修を受けること、世界各国に信者が存在することから、出家者には英語の試験も課すことなどを明かした。

 宗教家としての報酬については「尊い信者の皆さまの浄財からいただいております」と説明。同教団を母体とする政党「幸福実現党」からの出馬は「ありません」と否定した。里村氏は芸能活動の継続も否定したが、同日夜に教団側はデイリースポーツの取材に対し「芸能界引退ではない。考え方の合う映画やドラマには出演する可能性はある」と“復帰”の可能性を認めた。

 清水は姿を見せなかったが、直筆のコメントを発表。ファンや関係者に騒動を謝罪した上で「神のために生きたいと思いました」「皆様から見たら洗脳とも取れるであろうこの一連の出来事や、この8年間で感じてきた素直な気持ちを、これから、偽りなく、明かしていきたいと思います」と、宗教家としての強い決意を表明した。また、自身のツイッターで「守ってくれようとしたの事務所じゃなかった」などと、事務所批判ともとれる文言をつぶやいた。

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