アデル、ジョージ・マイケルさん追悼唱をやり直すハプニング「もう一度やらせて…」
世界最高峰の音楽の祭典「第59回グラミー賞」が13日(現地時間12日)に米・ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、昨年12月25日に53歳で亡くなったジョージ・マイケルさんを追悼。アデルがジョージさんの「Fastlove」を歌いあげたものの、途中で一度歌唱を止めるハプニングが起こった。
アデルは黒いドレスで登場。バックにジョージさんのVTRが流れる中、丁寧に歌い出したが、いきなり途中で歌うことを止めてしまった。自身の歌に納得いかず「もう一度やらせて。本当にごめんなさい。最初からやらせてください」と切り出し、会場は暖かい拍手で了承。アデルは歌をやり直し、天国のジョージさんに歌を届けた。
歌い終わったアデルは、客席に背を向けると、しばらく動かなかった。そして振り返ると目には涙。万感胸に迫ったようだった。
なお授賞式の模様は13日午後10時からWOWOWライブで字幕版が放送予定。