坂上忍、清水富美加の月給5万円は正当 「僕らの時もそうだった」
俳優の坂上忍が13日、フジテレビ系「バイキング」に生出演し、芸能界のギャラ事情を明かした。
番組では、女優・清水富美加の宗教法人「幸福の科学」への出家と引退の話題を取り上げ、坂上は所属事務所、幸福の科学の主張が大きく食い違った清水の待遇面について言及した。
幸福の科学では仮面ライダーの仕事をしていた2011年ごろは月給5万円だったなどと主張。所属事務所は売れてからは仕事に見合う高額な報酬を支払ったとしたが、坂上は「両者の会見を見ましたが、幸福の科学さんは芸能界ではプロではないから」と自らの経験を踏まえたギャラ事情を告白。
「仮面ライダーの仕事は出たら人気になるが、ギャラなんて微々たるもの」と5万円の月給を正当とし、「名前のある方が仮面ライダーに出られても、あの枠ですからね。そのかわり、まとめ撮りして拘束期間をぎゅっと縮めて配慮の中で成立している」と説明した。
ゲスト出演したラサール石井も「大手のプロダクションでも月給5万円ぐらい」と若手の懐事情を明かすと、坂上も「僕らの時もそうだった」とうなずいた。
一方、人気が出てくると、月給か歩合の2択が提示されるといい、坂上は「安心がいいですか?儲けがいいですか?って選択権が与えられる」と芸能界のシステムを明かしていた。