女優・清水富美加（２２）が宗教団体「幸福の科学」に出家し、体調不良による半年の休養後に法名「千眼美子」で宗教家として活動することを表明してから一夜明けた１３日、芸能界の先輩からは厳しい意見が続出した。

　清水側が、ヒロインを演じたテレビ朝日系「仮面ライダーフォーゼ」（１１年）出演時の月給が５万円で「奴隷契約」と主張していることに、坂上忍（４９）はフジテレビ系「バイキング」で「『仮面ライダー』の仕事は出たら人気になるが、ギャラなんて微々たるもの」と、金額の正当性を指摘。ゲストのラサール石井（６１）も「大手のプロダクションでも５万円ぐらい」と若手の懐事情を明かした。

　清水側は、人肉食シーンがある映画「東京喰種トーキョーグール」の撮影が嫌で心身共に体調不良になったと主張するが、高橋克実（５５）は同局系「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」で「そういう葛藤があって役をやっていくわけですから、それ言っちゃキリがない。仕事が成立しない」と、俳優として首をかしげた。

　カンニング竹山（４５）はＴＢＳ系「白熱ライブ　ビビット」で「仕事を残したことによって不幸になる人もいっぱいいる。まず、その人たちのことを考えて、そこをきれいにしていきなさいという話じゃないですか」。ＴＫＯ・木本武宏（４５）もカンテレ「みんなのニュースワンダー」で「事務所が悪いんだって巣立ち方をするべきじゃない」と、社会人としての姿勢をたしなめていた。