小倉氏、清水富美加は「引退」 教団制作映画に出ても「それは布教活動」
キャスターの小倉智昭氏が14日、フジテレビ系「とくダネ!」で、宗教団体「幸福の科学」側が、出家した女優・清水富美加は「引退ではない」と発言していることに、「教団の作る映画に出ても芸能界は引退でしょう」と言い切った。
番組では、幸福の科学に出家し、芸能界引退の意志を固めたとされる清水について特集。その中で、幸福の科学側は、清水について「引退ではない」と発言していることにも触れた。
笠井信輔アナウンサーは、幸福の科学が過去、映画を何本も制作していることを上げ、そこに清水も出演して欲しいのでは?という意見を投げかけた。
だが小倉氏は「教団の作る映画に出ても芸能界は引退でしょう。教団が作る映画と、通常の芸能界で仕事をするのは全く別の話」とキッパリ。笠井アナは「教団も芸能プロダクションを持っているので、芸能人としての立ち位置として捉えたいんじゃないですか?」と教団側の意図を推測したが、小倉氏は「ぼくは(映画出演は)布教活動の一環だと思う」と、芸能活動ではないとの持論を訴えていた。
幸福の科学側はデイリースポーツの取材に対し、清水は「芸能界引退ではない」と説明。「体調の回復を待ち、宗教者としての修行を積んだ上で信条上合致する、考えの合う映画やドラマなどに出演する可能性はある」と芸能活動を継続する考えがあることを明かしている。