藤村俊二さん、下着と靴下は1回で捨てる主義…野口五郎が明かす
1月25日に心不全のため82歳で死去した俳優・藤村俊二さんの献花の会が14日、東京・長泉寺で営まれ、笑福亭鶴瓶、ダウンタウン・浜田雅功、薬丸裕英らが出席した。歌手・野口五郎は妻でタレントの三井ゆりと出席。お洒落だった藤村さんらしい下着エピソードを明かした。
五郎によると、藤村さんは「トランクス派」。ただ「下着は同じモノを二度とはかない。パンツと靴下は一回はいたら捨ててしまう。それが美学なんです」と下着と靴下に関する“主義”があったという。
野口がプロデュースした舞台公演に藤村さんが出演し、3カ月ほど地方を一緒に回った時のこと。藤村さんが宿泊先で一度身に付けた下着をゴミ箱に捨てると、掃除の担当者があまりにも新品同様なので捨てずに元に戻してしまうことが度々あったという。その度に藤村さんは「五郎ちゃん、参ったよ。また下着が戻ってきた」と嘆き、野口が「2回はいたら?」と言っても「いやいや」と笑って、自分のスタイルを崩さなかったという。
野口は「一緒に舞台をやったり、歩き方など教わった。いろいろお世話になった。感謝の言葉しかない」と話した。