ローラ、幼少時代の貧困と複雑な家庭環境を告白 将来の夢は「学校を作る」

 タレントのローラ(26)が15日、日本テレビ系バラエティー「1周回って知らない話」(水曜、後7・00)に出演し、貧しく複雑な家庭環境だった幼少時代を明かした。

 ローラは父と双子の兄とともにバングラデシュから来日。「家賃数万円の団地にずっと住んでたの。日本に来たのが7歳の頃とかで、ベンガル語しかしゃべれなくて、日本語が一切、全然しゃべれなかったの」と、不自由な思いをしていたという。

 「文化も全然違って、家族といってもお母さんがいなくて」と、複雑な家庭環境を告白。「その時に新しいお母さんがお家に来て。新しいお母さんは中国の人で、中国語しかしゃべれないの。お父さんは、ほとんど家に居なかった。で、緊張してたの。いつも家に居ることが」と振り返った。

 日本の小学校に通った時も、コミュニケーションは主にボディーランゲージだったという。それでも「苦しかったけれど、あの頃に戻りたくないと思わない。言葉もあまりしゃべれないし、肌の色も皆と違うけれど、いじめられたことが1回もないの。先生とか温かい人達に感謝してて」と話した。

 さらに「小さい時の(日本語を)しゃべれない悔しい思いは、強いパワーになって後からやってくる。その経験があるから今の自分がいると思う」と、幼少期に苦労した記憶が芸能界での頑張りにつながっていることを力説。

 将来の夢は「恵まれない子供達のための学校を作る」ことだそうで「夢を持っている人達のヘルプができたらいいなって。自分ができることって何かなと思って」と語った。

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