長澤まさみ、英語に苦戦 日本語吹替版なのに…

「シング」の完成報告会で笑顔を見せる長澤まさみ=東京都千代田区のザ・ペニンシュラ東京(撮影・出月俊成)
「シング」の完成報告会に出席した長澤まさみ=東京都千代田区のザ・ペニンシュラ東京(撮影・出月俊成)
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 女優の長澤まさみ(29)が16日、都内で行われた米アニメ映画「SING/シング」(3月17日公開)の日本語吹替版完成報告会見に登場し、英語に苦戦したことを明かした。映画は擬人化されたさまざまな動物たちが、オンボロ劇場を立て直すための大オーディションに、人生を賭けて挑戦するミュージカル。長澤はパンクロックを愛するヤマアラシの女の子・アッシュの声を担当した。

 昨年は大ヒットを記録した「君の名は。」でも声優を務めるなどしていた長澤。今年1月にはミュージカル「キャバレー」にも出演し、ボイストレーニングも行っていたが、収録では英語という“落とし穴”が待っていた。

 劇中での歌唱は日本語版であっても基本的にオリジナルと同じ英語で行われたため、発音で何度もNGを出してしまったという。この日はカーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」を歌うシーンが紹介されたが「発音の先生がけっこう厳しくて、なかなかOKが出なかった」と振り返った。英語の歌詞として、しっかりと聞き取れて理解できるクオリティーに達するまで徹底して指導されたそうで「あんまり思い出したくない…」と苦い記憶には触れたくない様子だった。

 ほかにもシャウトするシーンについて「大きい声を出すのがけっこう大変でした」とさまざまな苦労があったことを告白。ただ、パワフルな役だけに「思い切り、パンクにロックにキメてみました」と爽快感があったことも明かした。

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