“地獄のスナフキン”金谷ヒデユキの現在 ミュージシャン、声優を経て…
90年代に高視聴率を誇ったテレビ番組「ボキャブラ天国」で人気者となった芸人・金谷ヒデユキが16日深夜にテレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ~スター近況報告~」(木曜深夜0・12)に出演。途中でテレビから姿を消した理由と、再スタートした芸人としての活動について語った。
金谷は、“地獄のスナフキン”と呼ばれ、毒舌系替え歌でブレイクしたが、1998年、ボキャブラ最強王座決定戦にて1位を獲ったあと、突然、芸人としての活動を休止していた。
番組MCの次長課長・河本準一が「お話を前に、一度、ネタを見せていただこうと思いまして」と、当時を知らない世代のためにネタ披露を促したところ、最近の替え歌騒動を受け、『事前に原曲の作曲者・作詞者に許可をいただいて放送しています』と番組ナレーションが流れ、ようやく、金谷のネタ披露となった。
2曲を歌い終えた後、恒例のMAX年収の質問があり、月収200万くらいで年収はだいたい2000万くらいだったと回答。金谷は、替え歌を歌っているうちに、本当にミュージシャンとして活動したくなり、爆笑問題の太田には芸人との二足のわらじを勧められたが、両方するのは格好悪いと思い、33歳で所属事務所を辞め、CDを手売りすることに。
当初は芸人としての人気もあり、足を止めてくれる人がいたが、次第に誰にも見向きされないようになったという。無収入の生活が続き、貯金も底をついたころ、知り合いに声をかけてもらって、ゲームソフトの声優を務めると好評で、徐々に声優としての仕事が入るようになり、何とか稼げていると近況を語った。
また、金谷は「最近、漫才協会に入った」と休止していた芸能活動も再開したと言い、同じボキャブラ芸人だった、古坂大魔王がプロデュースしたピコ太郎の大ブレイクで、“ピコ太郎のブレイクが悔しい芸人”という仕事が入り、久しぶりにテレビ出演したと話し、共演者は大爆笑。ネプチューンの名倉潤が「そんな仕事あるんや!」と意外な仕事にウケていた。