片岡愛之助 人生最大の思い出は披露宴 紀香に著書を読ませ知らない一面に喜ぶ
歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が19日、都内の書店で、自身初の自叙伝「愛之助日和」の出版記念イベントを開催。44年間の人生での最大の思い出は「やはり、披露宴ですか」とし、昨年9月に妻で女優の藤原紀香(45)とともに行った結婚披露宴について語った。
披露宴は各界の著名人ら、600人の招待客を集めて東京・帝国ホテルで行われ、紀香の親友である歌手の大黒摩季(47)がヒット曲「ら・ら・ら」などを熱唱して話題となった。その際の心境を、愛之助は「あの会場で(大黒が)『皆さんもご一緒に!』って、年代別に皆さんに手を振っていただくことを強要したことが、僕にとっては顔が引きつりました。やめてくれ、それは!って」と苦笑いしながら吐露。それでも「皆さまが、ニコニコしながら手を振って下さったのが、非常にうれしいなと、ありがたく思いました」と話した。
この日は同イベントのために新調したという和服姿で登場。初期の構想から出版まで約2年を要した“大作”が生まれたきっかけを「少し人生を振り返って、皆さんに、どういう風な生き方をしてきたか知っていただきたい、片岡愛之助というのは、どういうことを考えて、なぜいろんな事をしているのかを知っていただきたいなと思いまして」と明かした。
著書は紀香にも読ませたといい、「妻も知らなかったこともありましたので、『こんなこともあったんだ~』と、知らない一面が見られたと喜んでおりました」と明かした。