橋本マナミ、一枚の手ぬぐいがブレークのきっかけ 「最後の一枚に賭けた」
タレントの橋本マナミ(32)が19日、日本テレビ系「チカラウタ」に出演し、“最後の一葉”ならぬ、“最後の一枚”に救われた芸能生活を振り返った。
橋本は1997年、上戸彩が審査員特別賞を受賞した「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞し、芸能界入り。
芸能活動のために山形から上京し、堀越高等学校芸能コースに通い始めたが、仕事にはまったく恵まれなかったという。
橋本は「いまよりも10キロぐらい太っていたので、地味だった。芸能コースだったのに、仕事がないからずっと学校へ通っていて、皆勤賞だった」と振り返り、当時、同級生でこの日番組共演したKis-My-Ft2の北山宏光も「当時とは全然違う」と苦笑いを浮かべた。
高校卒業後もオーディションを重ねたが、仕事は決まらず、決まる仕事は2時間ドラマの死体役ばかり。「26歳までずっと低迷期だった。死体役だけはすごくやりました」と29歳でブレークするまでの苦労を明かした。
そのブレークのきっかけは、1枚の手ぬぐいだった。それまで所属していた大手事務所を辞め、事務所を移籍して心機一転を図ると、「ある週刊誌のグラビアから声がかかって…。ただ、挑戦してくださいと。隠すのは手ぬぐいだけでお願いしますと。でも、人生一回だし、そこに賭けました」と最後の勝負に出たという。
そのグラビアは大きな反響を呼び、30歳を前に“愛人にしたいグラビアアイドル”として、大ブレークし現在に至る橋本も「最後の一枚に賭けたら、気持ちが伝わったのか、お仕事がものすごく来た」と笑顔。
さらに「グラビアは嫌だったが、絶対辞めない。私の居場所をつくってくれたのはグラビアだから。そこは私の帰る場所。年齢とともに年齢相応のグラビアをやっていきたい」と変化した心境とこだわりを披露していた。