パーマ大佐 R-1準決勝敗退…替え歌騒動で目立つも無念「楽しくできました」

R-1準決勝で「森のくまさん」を披露するパーマ大佐=東京・メルパルクホール(撮影・開出牧)
R-1準決勝で「森のくまさん」を披露するパーマ大佐=東京・メルパルクホール(撮影・開出牧)
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 ピン芸人ナンバー1を決める「R-1ぐらんぷり 2017」の準決勝が20日、都内で行われ、決勝進出者9人が決定した。持ちネタである童謡「森のくまさん」の替え歌を巡る騒動に巻き込まれていたパーマ大佐(23)は、決勝進出を逃した。

 この日は登場するなり、「テレビには出たいんですけど、ニュースはしばらく大丈夫です」と自虐コメントからスタート。準々決勝と同じく、童謡に独自のアンサーソングで突っ込みを入れるネタで勝負した。終盤では「森のくまさん」の一節を歌い、「歌えるよ~、解決したよ~」と続けて爆笑をさらったものの、念願の準決勝突破には至らなかった。

 パーマ大佐は「R-1」2回戦の前日である1月18日、「森のくまさん」の替え歌を収録したCDなどに対し、日本語詞の著作者、馬場祥弘氏から販売中止などを求められる問題が勃発。以降は「森のくまさん」ネタを封印した。今月1日に、両者の間で問題が円満解決。7日の準々決勝では、この日と同じく「森のくまさん」を一節歌い上げたが、替え歌の“解禁”はならないままだった。

 無念の敗退となったパーマ大佐は、最後まで替え歌を披露しなかったことについて「もともとこのツッコミアンサーソングで、今年は勝負するつもりだった」とサバサバした表情。一節だけ歌った理由を「今回の騒動を受けて、一切触れないのも、お客さんの方が気持ち悪いかと思って、ちょうど良いところはどこかと考えて」と明かした。

 一連の騒動に関しては「ちょうど問題が最初に出たのが、2回戦の前日だったので、正直その時はあれだったんですけど…」と正直な心境を吐露。その上で「周りの方が応援して下さってたんで、最後の方は逆にリフレッシュして、今日も楽しくできました」と笑った。また、決勝に向けて未公開の新ネタを用意していたことも告白。「あとは復活ステージに向けて頑張ります」と気持ちを新たにしていた。

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