お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が２２日、ＴＢＳ系「白熱ライブ　ビビット」で、宗教団体「幸福の科学」へ出家した女優・清水富美加との不倫を認めたロックバンド「ＫＡＮＡ－ＢＯＯＮ」の飯田（めしだ）祐馬について言及。どんな処分でも受けるとしている飯田に対し「不倫は犯罪ではないので自分以外に処分を下す人はいない」と、自分で決めるべきだと強く訴えた。

　番組では“不倫問題評論家”の地位を確立した中田。番組では、飯田の謝罪コメントなどを中心に不倫騒動を特集したが、ＭＣの国分太一から「では、あっちゃん、よろしくお願いします」と、仰々しくコメントを求められた。

　中田は姿勢を正すと「全部自分で言ったのは良かったと思う」と一定の評価。昨年大きな話題となったベッキーと川谷絵音の“ゲス不倫”では「不倫よりも世間を偽ったのが大きかった。そこに真摯（しんし）に取り組んだのは評価できる」とコメントした。

　ただ、中田が納得できなかったのは、飯田が一部で「どんな処分でも受ける」など話していることだったようで「不倫は犯罪ではないので、処分を下す人はいない」とキッパリ。その上で「反省するのなら、自分でこういう処分を考えましたと、世間に問うべき。処分いかようにもというのは、ぼくはあんまり正しいとは思わない」と断じた。

　これを横で聞いていたテリー伊藤は「ずっと食って行けそうだね」と、中田の“不倫評論家”ぶりに感心していた。

　ＫＡＮＡ－ＢＯＯＮの事務所はデイリースポーツの取材に対し、今後の活動については新曲の発表も含め「協議中」としている。