鈴木清順さん死去 弟は「クイズ面白ゼミナール」の元NHK鈴木健二アナ
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「ツィゴイネルワイゼン」など独特の色彩感覚と映像美学で知られた映画監督・鈴木清順(本名・鈴木清太郎)さんが13日、慢性閉塞性肺疾患のため、都内の病院で亡くなった。93歳。日活が22日、報道各社に発表した。葬儀・告別式は故人の遺志により、近親者で営まれた。
鈴木さんは1923年に東京・日本橋で生まれ、実弟は元NHKアナウンサーの鈴木健二さん。1981年から89年まで放送され大人気番組となったNHKの「クイズ面白ゼミナール」などの名司会ぶりが印象的だ。
健二さんは2013年7月に「名誉教授」として復活した「クイズ面白ゼミナールR」の収録で公の場に杖をつきながら登場。「口は回らないが目が回る。耳が遠いがトイレは近い…」など、巧みな話術で健在をアピールしていた。
2人はそれぞれ、兄弟について語ったことは、ほとんどなかった。