タレントの石田純一が２３日深夜にテレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ～スター近況報告～」（木曜深夜０・１２）に出演。昨年の都知事選出馬を辞退した舞台裏を赤裸々に語った。

　昨年７月、突然、都知事選に出馬する意向を表明した石田。番組ＭＣの次長課長・河本準一が「こないだ理子さんとお話ししましたけど、本当に（都知事選出馬を）知らなくてビックリしたって言ってましたよ」と、石田の妻・東尾理子に未確認のままだったことにふれると、石田も「相談すればよかったんですけど、この問題はね…。奥さんでも親でも相談できない内容」と複雑だった出馬表明の背景を説明した。

　さらに、河本が「出馬を辞めるようになったのはなぜ？」と、４日後に出馬を辞退することになった理由をたずねると、「その時点でやめれば、これぐらいっていう損害が出る。それは（支払い）ＯＫだった」と、自分で支払える金額だったというが、もし出馬した場合、石田自身の違約金に加え、妻の理子が出演する番組の出演者のギャラから製作費まで払わないといけないと事務所から言われたという。

　具体的な金額は話さなかったが「あまりにも払いきれない額ですね」と天文学的な違約金に辞退せざるを得なかった事情を語った。

　都知事選の顛末について「叩かれるだろうなとは覚悟していました」と石田が口にした言葉を受け、ネプチューン・名倉潤が「叩かれまくるんだな。石田さんって一生」と、波乱万丈な石田の人生をまとめたコメントに、共演者一同爆笑していた。

　石田は、２０１６年７月１７日、舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選挙に「野党統一候補なら出馬したい」と表明。だが７月１１日に会見を開き、出馬断念を表明した。