フジ社長 低迷視聴率に自身の責任痛感 脱不振へマーケティング「やっている」

 フジテレビの亀山千広社長が24日、定例社長会見に出席した。視聴率の低迷が続いていることについて質問を受け、「責任はすべて僕にある」と明言した。

 社長として、視聴率改善の施策を各部署、従業員に「明快な指示を出しているつもりです」としたが、「届いていないんだと思います」と自身の思い描く策を伝え切れていないと反省した。

 個別の具体例を出すことは控えたが、「視聴率至上主義には僕はなりたくないと思います」とも語った。「娯楽で笑顔を提供したり、安心を提供したりするのと、正確な報道、情報で安全を担保するのがミッションだと思う」と、視聴者の信頼を集めることも重視していると明かした。

 視聴者マーケティングをやっていないのか、という質問には「やっております。ここで私が披歴する話ではないと思います。戦術・戦略を明らかにして視聴率が上がるならいくらでも話します」と反論した。

 13年6月の社長就任以来、「第一義的には短期的にはドラマ、中長期的にバラエティーで視聴習慣を作って、報道で信頼を勝ち取る」ことを長期目標として掲げてきたというが、視聴率の面では道は険しい。「短期的にドラマで話題をつくることが出し切れてないことは私の責任だと思っております」と繰り返して、自身の責任について語った。

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