清水健元アナ出馬「全くない」 堺市長選維新の要請も否定
日本維新の会が今秋の大阪府堺市長選に公認候補として擁立方針と報じられた、元読売テレビアナウンサーの清水健氏(40)が25日、奈良県内で講演会を開いた。終了後にデイリースポーツなどの取材に応じ、維新からの出馬要請や、無所属などでの出馬意思に関しても「全くないです」と完全否定した。清水氏は、2年前に29歳の妻を乳がんで亡くし、今年1月にがん撲滅活動に専念するため同局を退社した。
この日、清水氏は出馬に関して「ないです。きょうのこと(がん撲滅活動)を一生懸命やっていくことしか、今、頭にありません」と否定。退社前に政界転身を否定したことに変わりないかと聞かれても「もちろんそうです。全くない。(出馬報道で)混乱してるというか、迷惑している状況です」と語った。
一方、維新で選挙戦略を統括する馬場伸幸幹事長(52)は大阪市内での党会合後、清水氏への出馬要請を否定。今後に要請する可能性については「ゼロではないが、熱心に講演活動されているので、なかなか厳しいでしょうね」と述べた。