日テレ、NHKは脅威「負けちゃいけない相手」 視聴率ゴールデンで0・1ポイント差

 日本テレビが27日、定例の社長会見を開いた。週間で歴代最長の34週連続(16年7月14日~20日の週から)、月間で39カ月連続で視聴率三冠王を守ったと発表した。しかし、2月20日から26日の週間視聴率ではNHKがゴールデンで0・1ポイント差と肉薄している。いわゆる「三冠王」のような視聴率争いは民放だけのもので、NHKは含まれないが、王者・日テレとして意識はしている。

 NHKはニュースをはじめ、朝ドラ、大河などのドラマ、「ブラタモリ」など、各ジャンルに人気番組をそろえている。福田博之編成局長は「数字が伸びていますから、脅威。ほかの民放さんと同じように負けちゃいけない相手だなと思います」と語った。

 数字を見ると、2月20日から26日の1週間では、全日(午前6時から深夜0時)で日本テレビが8・4%、プライム(後7時から後11時)は11・7%、ゴールデンは12・0%(後7時から後10時)。NHKはそれぞれ6・3%、10・2%、11・9%で、ゴールデン帯ではテレビ朝日を抜き日本テレビに肉薄している。

 NHKは4月3日から、全日帯の平日午後1時5分から午後4時にかけて、船越英一郎、美保純らが出演する生情報番組「ごごナマ」をスタートさせる。福田編成局長は「生ゾーンは日本テレビとしても大切にしていきたいと思っています。(今までと)同じようにしっかりと情報を出していければいいかなと」と語った。しかし、「ヒルナンデス」や「情報ライブ ミヤネ屋」が好調な日本テレビとしては「本当に今まで通りです。芸能を強くやっているとも思いませんし、どちらかと言うとやっていないかなと」と、従来通りの方針で進めていくとした。(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス