Perfume、女優に初挑戦 1年かけて口説かれた!!役名ありは初!!
女性3人組テクノユニット・Perfumeが女優に初挑戦することが27日、分かった。テレビ東京の2夜連続ドラマ「パンセ」(3月31日、深夜0・52、4月1日、深夜1・15。関東ローカル)に主演する。これまでPerfume本人としての出演はあったが、役名ありの演技は初。当初、3人は畑違いの仕事を引き受けるか悩んだが、約1年かけて口説かれ出演を決意した。
結成17年、Perfumeが女優という新たな扉を開いた。過去にはBSフジのドラマ「スミレ 16歳!!」(2008年)のエンディングや映画「モテキ」(11年)に本人として登場した経験はあるが、役を演じるのは初体験。かしゆか(28)は、現場で音声スタッフに「心音がすごく聞こえる」と言われるほどドキドキだったという。
3人は、出演を依頼された当初、「その道のプロの方に申し訳ないし、自信ないし…」(あ~ちゃん=28)と二の足を踏んでいた。しかし、約1年間にわたり、粘りに粘って交渉した制作サイドの熱意にほだされた。音楽一筋だった3人にとっては畑違いの仕事だったが「悩みに悩みに悩み」(のっち=28)、最後は「こんなチャンスをいただけることは今後ないかもしれない!」(かしゆか)と結論を出した。
3人が演じるのはOL・どんちゃん(あ~ちゃん)、実家の家業を手伝うおかみど(かしゆか)、フリーター・のりぶう(のっち)。幼なじみの3人が、憧れの洋館を格安で購入するが、そこにはある“落とし穴”が…というストーリーだ。
脚本は「すいか」「野ブタ。をプロデュース」などで知られる木皿泉氏が当て書きしたもので、3人が醸し出すゆる~い雰囲気がしっかりと生かされている。あ~ちゃんは「『もしも私達3人がPerfumeじゃなかったら』という想像ができるような作品になりました」、のっちも「私たちから生まれた物語。一生の宝物です」とPerfume史の新たな1ページを喜んでいる。