ヤクルト真中監督のドラフト事件を連想 アカデミー賞間違え ネットで話題沸騰
映画界最大の祭典「第89回アカデミー賞」授賞式が26日(日本時間27日)、米ハリウッドのドルビー・シアターで開催された。主要賞である作品賞の発表では、受賞作品を間違える前代未聞のハプニング。本来の受賞作は「ムーンライト」(4月28日公開)だったが、プレゼンターが有力候補「ラ・ラ・ランド」と間違えて読み上げた。壇上でスピーチの途中に訂正されるなど、ステージ上は大混乱となった。
この前代未聞の珍事に、ネット上ではドラフトで当たりくじを勘違いして喜んだ「(ヤクルト)真中満監督を思い出す」と話題が沸騰した。
ヤクルトは2015年のドラフトで明大の高山俊を阪神と重複指名。真中監督は「ドラフト会議」のロゴマークを見て、引き当てたと勘違いしガッツポーズ。喜びのインタビュー(スピーチ)まで受け、歓喜の瞬間がテレビの生中継でも放送されたが、実は阪神が引き当てていたことが判明し、ガックリ肩を落とした。
海外では、15年12月の「第64回ミス・ユニバース世界大会」で司会者が番組進行のカードを読み間違え、優勝者を2位のコロンビア代表と“誤発表”。大会終了後に自身のツイッターで謝罪する騒動となった。
なお、15年の真中監督の勘違いを受け、16年のドラフトでは、「当たりくじ」のデザインは従来通りながら、「外れくじ」はロゴマークの刻印をなくし全体が白紙に変更された。