芳根京子が号泣 朝ドラ「べっぴんさん」クランクアップ 誕生日に節目「幸せ」
女優の芳根京子(20)が28日、大阪市内のNHKでヒロインを務める連続テレビ小説「べっぴんさん」のクランクアップを迎えた。この日は20歳の誕生日。「10代最後の一年間と20代最初の一日目をこの『べっぴんさん』で迎えられたことを幸せに思います」と大粒の涙を流した。
スタッフの「OK」のかけ声とともに、サプライズで大量の紙吹雪が舞うと、芳根は号泣。9カ月に及んだ撮影を「毎日楽しかった」と振り返り、「自分のことを褒めたくないけどこの1年よくやったな」と涙をこらえ、笑顔を見せた。
デビュー前の中学2年時に、体に力が入らなくなる難病のギラン・バレー症候群を患い、闘病。朝ドラヒロインの座も4度目のオーディションで勝ち取った。クランクアップ時には、母親役でドラマの語りを務めた菅野美穂(39)も駆けつけ、芳根は「私はこのチームが大好きです。こんな未熟な私を支えてくださったキャストの皆様、スタッフさんに感謝してもしきれません」と目を真っ赤にしながら挨拶した。
ドラマは4月1日に最終回を迎える。