タモリ、三田佳子らにNHK「放送文化賞」
NHKが2日、「第68回日本放送協会放送文化賞」をタモリ(71)や女優の三田佳子(75)ら6人に贈呈すると発表した。
同賞は1949年度に創設され、放送事業の発展、放送文化の向上に功績があった人物に贈呈されている。今回の6人を合わせて受賞者は合計443人になった。
発表の書面では、タモリの受賞に関して「『ブラタモリ』では地理・地学とエンターテインメントを融合した新たな番組のスタイルを確立。昭和から平成へと続くテレビの世界を一貫してリードしてきました」としている。
三田は1965年の「太閤記」「いのち」「花の乱」などの作品に出演。「NHK紅白歌合戦」で司会を務めたことも評価された。「今年度も『忠臣蔵の恋』に出演するなど、半世紀以上にわたり、放送文化の発展に寄与しています」と紹介されている。
ほかに、東京大学名誉教授の故阿部勝征氏、東京工業大学理事・副学長の安藤真氏、作曲家の加古隆氏、群馬県立ぐんま昆虫の森名誉園長の矢島稔氏が選ばれた。