フジテレビが２日、４月から新バラエティー番組「良かれと思って！」を水曜午後１０時の枠で放送すると発表した。１月の特番が好評だったことを受けてのもので、昨年ブレークしたメイプル超合金のカズレーザーが、プライム帯（午後７時から１１時）で初の番組ＭＣを担当する。

　カズレーザーのほかにバカリズム、劇団ひとり、澤部佑（ハライチ）といった実力者３人もＭＣとして出演する。カズレーザーは「みなさん面白くて尊敬する方ばっかりなのでテレビで共演しているというより、目の前で番組観覧している感覚です！めっちゃ楽しいです！これがお仕事としていただけるなんて、フジテレビの上層部の方々にこびを売ったかいがありました」と感激。この４人そろっての共演はなかったといい「互いに手探り状態だと思いますので、何が起こるのか非常に楽しみです。何が生まれるのか？それか何も生まれないのか！期待に応えられるようにバカなふりしてガンガンいきます！」と得意のおとぼけ発言で抱負を語った。

　「良かれと思って！」は「良かれと思って」という言葉で前置きし、さまざまなゲストに「愛のあるダメ出し」をしていく番組で「おせっかいバラエティー」と銘打っている。

　澤部は「“周りの目を気にしながらビクビクして言いたいことも言えないこんな世の中に終止符をうつ！”を合言葉に、視聴者の皆さまがスカッとできる番組作りを心がけていきたいと思います」と攻めの姿勢。劇団ひとりは「番組の性質上、ゲストに対する失言や暴言は避けて通れませんが、責任は僕が取るので、３人には臆することなくトライしてもらいたいです」。バカリズムも「あれが毎週となると、ゲストのブッキングは大丈夫かな？と少し心配になりました。まあ、困ったらみんなで楽しく食べ歩きロケをする番組とかになっても僕はかまいません！」とゲストに切り込む番組になることを予告した。