市原悦子 マネジャーが病状報告 映画舞台あいさつで「まだ入院。リハビリ中」
映画「しゃぼん玉」の公開初日舞台あいさつが4日、都内で行われ、同作に出演しており、現在は「自己免疫性脊髄炎」のため入院中の女優・市原悦子(81)のマネジャー熊野勝弘氏(71)が市原の病状を報告した。
熊野氏は、観客に向かって市原が登壇できなかったことを謝罪し「まだ入院してるんですが、リハビリをやっています。元気にやってます、ご安心ください」と伝えた。
熊野氏によると、市原は2月にリハビリ病院に転院し、歩行訓練などを開始。現在は徐々に歩けるようになってきたという。手足の筋力はまだ回復していないが、会話なども問題なく行える。
仕事復帰についても意欲を見せているが、「自己-」は再発の可能性も高いため、慎重に様子を見守っている状況。「当分仕事は難しい」と見ており、5月の復帰を目指している。
市原は昨年11月上旬に体調不良を訴え入院。当初は「急性脊髄炎」と診断されたが、1カ月かけて詳細に調べたところ、「自己免疫性脊髄炎」と判明した。当初は病状を明かしておらず、同月14日のテレビ朝日系ドラマ「五年目のひとり」の完成披露試写会は「風邪」を理由に欠席。今年1月11日に行われたNHK BSプレミアムのドラマ「朗読屋」の完成会見も同様に欠席したが、同13日に病名を明かし、休養することを発表した。2月16日に行われた同作の完成披露試写会では、事前に録音した音声のみであいさつした。